熊本県の暮らし、生活環境

熊本県

ここでは主に、熊本県の暮らしぶりについて説明します。
(執筆:浦上)

地理

大変自然に恵まれた県と言えましょう。県のPR活動通り、見るべきところが多いです。
誉れ高い阿蘇山、悲劇で有名な天草諸島、日本三大急流として並べられる球磨川、などが代表的でしょうか。

沿岸部の大部分は、内海である有明海と八代海に面しています。熊本平野と八代平野、玉名平野の三つの平野に人口が集中…というよりは熊本市に一極集中している。八代平野は面積の半分以上が干拓地なのは特色といえるかな。

気候は地域差が多いようですが、主要部である平野部では夏の暑さが凄まじい。夏には夕方に風が吹かなくなる現象が起こっているからだトカ。阿蘇周辺が冷涼に感じるのにはそれも寄与してるかもしれません。


産業

第一次産業は強みといえて、トマト・イグサ・スイカなどが全国一位ですね。
特にイグサは特定地域のアイデンティティと化しています。同じ地域の塩トマトよりもです。
県資本は強くないのですが、工場自体はそこそこあります。統計を見ると電子部品と生産用機械が強いのかな。(※11年時点
ホンダ熊本製作所は二輪車生産で名高く、近年、製造業の国内回帰のニュースで話題になりました。カブを再生産するとか。


教育

高等学校では学区制を採用してはいますが、三分され例外もあるなど緩いですし、熊高は学区が関係ありません。
高校とはちょっと違いますが、熊本高専も合志市と八代市にそれぞれ1キャンパスあり、こちらも学区が関係ありませんね。
高校野球は県立・私立共に強豪校がハッキリしているので全国大会でもいいところまでは行けます。


交通機関

地方なので文化的な生活を送るためには自動車は当然必須と言えるでしょう。平野部が多いからと自転車で乗り切るのは学生までにしよう。熊本市周辺はバイパスの整備が盛んで、交通の便は悪くないはず。高速道路も整備が続けられ、南九州道は県内区間は全て開通していて、今は九州中央道の整備が始まっていますね。

熊本空港は阿蘇の麓(熊本市内との中間くらい)にあるので、遠方から来られる場合はちょうどいいでしょう。
天草エアラインという地域航空会社もあり、遠方から天草に行くなら使わない手はありません。

九州新幹線も全線開業し、以前にも増して福岡以北と往復しやすくなったと言えましょう。(時短効果は鹿児島の方が格段に大きいですが)高速バスとは価格と速度で住み分けができました。

熊本市内の交通では、路面電車を抜きに語ることは出来ません。駅から中心市街地が遠いため、バスか市電を使うことになります。熊本電鉄というのもあります。これは合志市や熊本市内北部の通勤や通学を支えてますね。

震災の影響から、阿蘇周辺の道路は復旧が終わりつつあるのですが、豊肥本線は未だ復旧中のままなのは残念です。

 

観光

ここでは筆者が知っている観光スポットを紹介したいと思います。他に幾らでも有りますが、誠意を重視します。
・熊本城
19年春現在、被災からの再建途上で立ち入りは禁じられています。花見の時期の土日は一般開放されていました。

・阿蘇山周辺
こちらは復旧が進み、ほぼ問題ないかと(?) 外輪山北側の"大観峰"からの眺めはなかなかのものです。もちろん南からもいいですが、知名度とアクセス性がね… 南部の白川水源も推せます。


・球磨川
肥薩線・国道219号の沿線の風景が堪らない。(普通の人は人吉まではICを使います) 川下り体験も出来るようで。多様なコースがあるのが売りかな?


・球泉洞
球磨川沿いにある九州最長の鍾乳洞です。涼しいので夏は是非。


・八代城
一国一城令の例外の一つ。今は石垣しか残っていないが、大天守があったらしい。同市出身の蒼龍艦長、加来止男の碑があるのは売りでいいのか。


・やつしろ全国花火競技大会
県内最大の花火大会。西日本唯一の競技花火大会らしい。10月後半に行われるのは珍しいと思っていましたが、コレ九州一の打上数を誇るみたいですね…

買い物(日用品)

地場スーパーでは、独特の経営思想を持つ「鮮ど市場」が有名でしょうか?
県全域に見られる企業はそれほどないようで、熊本市内や八代市内、人吉周辺などを本拠とする企業毎に店舗が纏まっている印象です(ロッキーを除く)

田舎なので郊外型モールが(平野部は)ゼロ年代ほどに続々出店されたのは消費者としてはうれしいところ。


娯楽

一般的な映画館は熊本市周辺に集中しています。中央部以外に在住の人は辛い。上通・下通・新市街の中央部にある商店街は活気があって楽しめると思います。Denkikan(ミニシアター系映画館)もあるしね!

とにかく市内に行けば文化的(博物館や美術館が多い)にも商業的にも充実しているのでなんとかなる印象があります。
それ以外はまあ、カラオケにでも行くしかないですね…

実は各地に温泉が多く開発されており、天草、人吉、芦北、どこに行こうが温泉が楽しめます。山鹿、阿蘇、日奈久などが古い温泉ですかね?

インドア派には市内以外は厳しいが、アウトドア派なら大変選択肢が広いといえます。
ああ、県内から海に行くなら芦北もいいですよ。県南部だと天草ではなくあっちのほうに行きますから。


軍事

第8師団が司令部を市内に置いています。

阿蘇周辺を走っていると(恐らく大分の日出生台?)演習場へ向かっている車両などが見れたりしますし、最近では機動戦闘車が各地の国道を走る姿が目撃されています。

11月頃の"みなと八代フェスティバル"では毎年護衛艦と巡視船が寄港して一般公開などを行っています。あまり大きい声では言えないのですが、八代港には廃艦になった護衛艦などが解体のため係留されていたりするので、そこもちょっと見所。


熊本県の噂、お国自慢

(地下水を使っているため)"水道水が美味しい"ことを自認していて、ちょっとアイデンティティである。
熊本県を舞台にする作品が結構ブレイクしており、県描写もガッツリあることは結構嬉しい。
県のPRキャラクターのくまモンが有名。

 

熊本県のスコア

人口密度:★★☆☆☆
温暖度:★★★★☆
海国度:★★★★☆
山国度:★★★★☆
給与水準:★★☆☆☆
通勤通学時間:★★★★☆
自動車保有率:★★★★☆
交通利便度:★★★☆☆
軍事力:★★★★☆
工業力:★★☆☆☆
持ち家の広さ:★★★☆☆
保守的:★★★☆☆
夜遊び充実度:★★★★☆
空気清浄度:★★☆☆☆
交通安全度:★★★☆☆
治安:★★★★☆
生活費の安さ:★★★★☆

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