沖縄県の暮らし、生活環境
ここでは主に、沖縄県の暮らしぶりについて説明します。
(執筆:ゆえ みなみ)
地理
亜熱帯であるため秋でも日焼けしたり、冬でも20℃を越えることがあります。四方を珊瑚礁の海に囲まれてるため湿気が強く、スコールが多発するうえに、台風も多いです。島嶼部では150以上の島々が存在するため独特な生態が発生しています。
みなさんのイメージ通り米軍基地が多く、沖縄本島では全体の1/6近くが基地となっております。また、人口は本島中南部に一極集中しているため中南部は謎の都会感が有りますが地方ではマングローブやジャングル、さらには透き通るような海が豊かな自然を織りなします。
仕事
土地柄か農業や観光が盛ん。内地と異なり好景気ですが相変わらず、高い失業率や低い賃金など問題山積みとなっております。しかし真面目に働くだけでも職場での評価は高くなるということです。また、起業する方が多い傾向にあります。
税収は多いとは言えませんが沖縄振興予算に加え、県民一人あたりの国庫支出金は日本一であるため財政はさほど苦しいわけではないそうです。
教育
学力の乏しさは大幅に改善されたようですが、高校がない離島では若年層の流出に頭を抱えており「十五の春問題」と言われております。高校は公立より私立が優勢で、滑り止めに私立を受けることが困難であるため高校受験はほぼ一発勝負となります。開邦・球陽高校の中高一貫化により公立高校の飛躍も期待されます。
大学受験に関しても国立信仰はなく、MARCH以上の私大はそれなりに評価されます。しかし、河合や駿台がマイナー扱いされるような環境であるため地獄のような戦いを強いられるでしょう。この様に教育面は厳しいので中卒率日本一かつ大学進学率最下位となっております。また、本土の大学に進学してもUターンやJターンで帰省することが多いようです。
受験界隈では昭和薬科高や某底辺国立が有名ですが、たまにはOIST(沖縄科学技術大学院大学)のことも思い出してください。
※OISTは2019年の「質の高い論文の割合が高い研究機関ランキング」で世界9位にランクイン。東京大学は同ランキングでは40位。
交通機関
県庁所在地の那覇にはモノレールが敷設されて便利ですが、地方の公共交通機関はバスのみとなっています。しかし、沖縄のバスはダイヤが乱れやすいため自動車が県民のアシとなっており三大都市圏レベルの渋滞を引き起こす原因となっています。
地下鉄?新幹線?ここにはない。ただ空の便は那覇空港(年案利用者数国内6位)を始めとして10以上設置されており空の便は割と充実しています。さらに、離島も多いためか船の便も充実しております。
買い物(日用品)
日用品なら案外徒歩で済むことは多く、沖縄特有のローカルスーパーではお土産も売られています。夜型社会なので24時間空いてるスーパーが多くて割と便利だったりします。
しかし一部地域では台風で品切れを起こしたり運送料が高かったりします。
娯楽
県民にはボーリングやビリヤードが人気。しかし幾多もの観光スポットでの観光や海でのビーパも楽しいものです。さらに2月にはプロ野球のキャンプが行われるため、タダでスポーツ観戦が楽しめます。
カラオケやビリヤードといった娯楽施設の料金が安く、観光地も多いため休日の娯楽に困ることもないでしょう。 しかも観光施設の駐車料金は大半が無料です。
台風に強い県民性からか台風の時"こそ"飲み会やボーリングが盛んに行われます。特に飲み会は終電を気にしない傾向に拍車がかかります。
※ビーパ
ビーチパーティーのこと。バーベキューなどを楽しむ。
沖縄県の噂、お国自慢
・白い砂と浜青い海!(内地だと白い砂浜はレア)
・諸外国(特定アジア、東南アジア、アメリカ)からも人が出入りするため独自の文化が生まれます
・年間降雪量0
・美ら海水族館や国際通りといった観光地
・パイナップル・サトウキビ・マンゴーの生産量が日本一
・少子化の波に逆らって出生率日本一&人口増加中
・ヤンバルクイナやハイビスカスなどの珍しい動植物がある
・杉やヒノキなどが無いため花粉症にならない
沖縄県のスコア
人口密度:★★★☆☆
温暖度:★★★★★
海国度:★★★★★
山国度:★☆☆☆☆
給与水準:★☆☆☆☆
通勤通学時間:★★★★☆
自動車保有率:★★★★☆
交通利便度:★☆☆☆☆
軍事力:★★★★☆
工業力:★☆☆☆☆
持ち家の広さ:★☆☆☆☆
保守的:★★★☆☆
夜遊び充実度:★★★★★
空気清浄度:★★★☆☆
交通安全度:★★★☆☆
治安:★★★☆☆
生活費の安さ:★★★☆☆
※総合的な物価指数は平均以下に収まるが、食料品の物価は全国トップクラス。あと送料も高い。
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